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ほゆリンさん (8wa4ejrd)2023/12/30 16:19 (No.1025146)削除私も歴バス書きます!(ネタバレ注意です!)
とある放課後の図書室でのこと。
「ねえ、アミィちゃん、これ見てー!」
わたしが歴史小説の世界を堪能していると、いきなり里が声をあげた。
「なんだね?いきなり……」
「いいから!これ見て~!」
そう言って里が見せてきたのは舞台に立っている男が描かれた本の挿絵だ。里はその衣装を指している。
「このアイドルが着ている衣装、狐屋くんににあいそうじゃない!?王子さまみたいな衣装!」
「そうか」
用はこれだけのようだから、本の世界に戻るとしよう。
「まって!アミィちゃんこれも見て!さっきの挿絵以外に狐屋くんににあいそうな衣装探してたんだよ~!」
本をまた読み始めようとしたわたしをみて、里があわてたような声をだす。まったく、あきれたものだ。
「集中して本を開いていると思っていたが……、そんなことをしていたのかね」
しかたがない。一応その絵を見てみるか。
「?これは……」
「うんっ!新郎さんと花嫁さんの衣装だよー!あっ、これ狸原くんにもにあいそうかも?」
「……そうか」
わたしはスッと挿絵から目をそらして本を手にとる。
「アミィちゃんもこの花嫁さんの衣装、にあいそうだよ~!」
「うむ。よくわからんな。」
里の言葉をバッサリ切り捨て、わたしは本の世界に入りこんだ。
後に、礼が新郎の衣装を、和子が花嫁の衣装を着ることになることを、和子はまだ知らない。
コオリくんの上記のような衣装を着た姿が見たいと思って書きました!